ヨン様こと俳優のペ・ヨンジュンの訪日に現地メディアが激しい取材合戦を繰り広げている。
日本の主要メディアは25日、成田空港から日本に入国したペ・ヨンジュンを一斉に大きく報じ、日本のヨン様ブームを改めて実感させた。
同日、成田空港ではヨン様をめぐった激しい取材合戦が行われた。現場には200人以上の取材陣が駆けつけ、NHKをはじめTBS、フジテレビなどのテレビ局の他に主要日刊紙やスポーツ紙のほとんどが集まった。
TBSとフジテレビはそれぞれヘリを飛ばし、最も多い15台のテレビカメラを動員したTBSは、ペ・ヨンジュンが成田空港に到着した2時からホテルに移動した3時45分までの1時間45分間にわたって特別生中継した。
「ヨン様が現在どこを通っている」「今、車中で読書をしている」など、一挙一動を生中継した。またフジテレビも25人の取材陣にカメラ11台を動員して総力取材を行った。
カメラ8台を設置した日本テレビはデジタルカメラを動員して日本に向かう機中のペ・ヨンジュンを密着取材した。NHKはペ・ヨンジュン到着を主要ニュースで扱い、テレビ朝日もカメラ3台、報道陣10人を動員してペ・ヨンジュンを追跡した。
日刊スポーツはペ・ヨンジュンの訪日を1面トップで報じ、昨年6月に訪日したデビッド・ベッカムを凌ぐ規模だと伝えた。また、成田空港の外国人出迎え数の史上最多を記録したと伝えた。
スポーツ報知も「これまで海外スターの来日で多くのファンが集まったのは、映画『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフで700人、サッカー・イングランド代表のデビッド・ベッカムで1200人。ヨン様の5000人はそれをはるかに超える数」と伝えた。
一方、各テレビ局もペ・ヨンジュン関連の特集を組んで放送した。
テレビ朝日の『ワイド!スクランブル』はペ・ヨンジュンの訪日を集中的に扱い、日本テレビの『ザ・ワイド』もペ・ヨンジュンの情報を詳細に伝えた。