富士フィルムがチョ・インソンと合体し、デジカメの女王、全智賢(チョン・ジヒョン)に挑戦状を叩きつけた。
「全智賢神話」はオリンパスが全智賢をCMモデルとして起用し、デジカメ市場で3年連続1位の座を守っていることから由来。富士フィルムはチョ・インソンをモデルに起用した後、「全智賢神話」に劣らぬ急成長を見せている。
チョ・インソンが富士フィルムのCMモデルに起用されたのは今年6月。それまで低い認知度とデジカメ市場で6~7%に止まるシェアーなどで富士フィルムは不振を余儀なくされていた。しかし、チョ・インソンの1回目のCMが放送され、富士フィルムが攻撃的なマーケティングを行った結果、5か月ぶりに占有率を10%まで引き上げ、5位に浮上した。
富士フィルムの上昇基調は最近のチョ・インソンの人気でさらに後押しされる見通しだ。チョ・インソンは10年ぶりに演技を再開するコ・ヒョンジョンと1月、ドラマ『春の日』に出演する。
これに、日本のテレビ局のKNTVが行った人気投票で、チョ・インソンはペ・ヨンジュンを制して1位となり、富士フィルムの本社レベルでも高い関心を示していると伝えられている。