ヨン様フィーバーが2日間、ソウルを直撃した。
19日、ペ・ヨンジュンが半年ぶりに公の場に姿を現した第25回青龍映画賞の手形モニュメントイベントに日本、台湾、中国のファン約600人と約300人の取材陣がイベント会場に殺到したのに続き、20日にはソウル市内のロッテホテル蚕室(チャムシル)で行われた写真集『The Image Vol. One』の展示会にも約900人のファンと約300人の取材陣が殺到して圧倒的な「ヨン様」人気を見せ付けた。
19日の手形イベントでペ・ヨンジュンの登場に歓喜したファンは、20日にも深夜3時からイベント会場となったロッテホテル蚕室に集まり始め、写真展開幕直前の午後1時には1階から3階までのロビーをぎっしりと埋めた。
ペ・ヨンジュン側は当初、出口を封鎖して地下1階でテープカットを行う予定だったが、ファンが殺到して事故が起こることを懸念して会場を1階に変更し、すでに配置されていた50人の警備員の他に、ロッテホテルの警備員20人も追加で動員した。
しかし、ペ・ヨンジュンが手を振りながら1階ロビーに現れると、ファンと取材陣が一斉に殺到して大混乱となり、結局ペ・ヨンジュンは予定されていたあいさつもできずに、テープカットのみを行って展示会場のある地下1階のシャロッテボールルームに避難した。
ペ・ヨンジュンはこうしたファンの声援に応えるために予定にはなかった記者会見を自ら開き、約20分間にわたって写真集に対する気持ちを語った。
ペ・ヨンジュンは「私に関心を持って下さる多くの方々にさまざまな姿をお見せしたかった。鏡の中の自分の姿を見ながら、今までの苦痛を勝ち抜いスという達成感が得られ、どんな仕事でもやりこなせる自信も生まれた」と語った。
ペ・ヨンジュンはまた、「ダイエットをすると極度に気が立ち、私の前で誰かが美味しそうなものを食べる時が特にひどかった。そんな人が一人ずつ挙げていたらきりがないほど多かった」と冗談混じりに語った。
ペ・ヨンジュンは収益金の全額をチャリティーに寄付することに関して「以前にはチャリティーに参加することが少し恥ずかしいと思ったりもしたが、影響力のある人間がこうしたことを積極的にすることが重要だと考えが変わった。今回の写真集の収益金は韓日両国の慈善団体に寄付される」と話した。
ペ・ヨンジュンのさまざまな日常の姿が写った40点の写真が展示されている展示会の入場料は1万ウォンで、20日午後2時までには1000人以上のファンが訪れ、23日まで行われる。
写真集も1万4700円という価格にもかかわらず、すでに日本では5万部が予約され、追加注文も殺到しており、10万部が超えるものと予想されている。韓国で発売される2万部(12万8000ウォン)も含んだ場合、約176億ウォンという巨額の売り上げを記録することになる。
ペ・ヨンジュンは25日に日本に出発、26日に東京で行われる写真集の展示会に出席してロッテ製菓のCM撮影を終えた後、29日頃に帰国する予定だ。