「カミングアウトしたホン・ソクチョンが得たもの、失ったもの」

 2000年にカミングアウトしたホン・ソクチョンの現在の姿を通じて同性愛者の人権にスポットをあてる番組が放送される。

 MBCテレビの『ノンフィクション共感』は29日の放送で「ホン・ソクチョンの選択」というテーマで彼の生き方と主張を紹介する。

 保守的な韓国社会で性的少数者である同性愛者たちの人権がどう扱われているかがよく分かる内容となっている。

 ホン・ソクチョンは最近、米国の週刊誌「タイム」アジア版の「アジアのヒーロー2004」の一人に選ばれて再び関心を集めている。

 番組はホン・ソクチョンがカミングアウトしてから得たものと失ったものは何かにスポットを当てる。

 性的少数者として保守的な社会の偏見と戦うホン・ソクチョンの生き方を通じて韓国社会の認識レベルを間接的に探る。

 同時にホン・ソクチョンの両親や周辺の人々に直接会って彼に対する率直な気持ちも聞く。

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