ボビー・キム、初の単独公演で感動の涙

 ヒップホップ界のゴッドファーザー、ボビー・キム(31)がデビュー11年目にして初めての単独コンサートを行った。

 ボビー・キムは24日、ソウル市・大学路(テハンノ)のライブ劇場で行った初の単独コンサートで最後の曲『Let Me Say Goodbye』を熱唱しながら熱い涙を流し、会場のオーディエンスの目頭を熱くさせた。

 今回行われたボビー・キムのコンサートは、公演10日前にソールドアウトになり、当日券も即完売となる盛況ぶりを見せた。

 公演を終えたボビー・キムは「最後の曲を歌った時、この10年間のすべてがまるで走馬灯のように頭の中を駆け巡った。ファンの前で本格的な単独公演を行うまでに10年がかかったと思うと涙を抑えられなかった」と語った。

 93年にドクターレゲエのメンバーとしてデビュー後、Drunken Tiger、t(ユン・ミレ)、Dynamic Duo、Leessang、殷志源(ウン・ジウォン)などのアルバムに参加しながらヒップホップ界のゴッドファーザーと呼ばれてきたボビー・キムは、これまでその実力は認められてきたがソロとしての本格的な活動は行っていなかった。

 1stアルバムのリードトラック『鯨の夢』のヒットで一躍有名になったボビー・キムは、12月にも成均館(ソンギュングァン)大学600周年記念館での公演を予定している。

スポーツ朝鮮/ファン・スチョル記者 midas@sportschosun.com
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