兵務庁、宋承憲ら兵役逃れの52人に11月の入隊命令

 腎臓疾患を装って兵役逃れをした芸能人やプロ野球選手が、11月中に入隊することになった。

 兵務庁は20日、ソウル地方警察庁から宋承憲(ソン・スンホン)、張赫(チャン・ヒョク)、ハン・ジェソクの芸能人3人を含む兵役逃れをした130人に対する捜査結果の通達を受け、このうち公訴時効が成立して刑事処罰を免れた52人に対しては、来月中に入隊措置を取ると明らかにした。

 兵務庁はまず、宋承憲ら人気芸能人を含む公訴時効が成立した52人に対しては従来の兵役処分事項を取り消し、法務部を通じて全員を出国禁止とし、来月4日までにあらためて身体検査を受けさせて11月中に入隊させる方針を決めた。

 兵務庁は今回摘発された兵役逃れの容疑者に対しては、徴兵検査と入隊措置を取る過程で、一切の延期または減免を制限し、徴兵検査や入営措置に従わない場合、全員を刑事告発する方針だ。

 また、拘束または不拘束で刑事処罰を受ける兵役逃れの容疑者に対しては、法的処罰が終わり次第、再度の身体検査を行い入隊させることにした。

 一方、21日に制作発表会を行って宋承憲の『悲しい恋歌』への出演を強行しようとしていた制作会社側の計画は完全に水の泡となった。

 制作会社側は米ニューヨークでの撮影のために宋承憲と制作人を現地に送り込む予定だったが、出国禁止措置のために撮影ができなくなった。

 これについて『悲しい恋歌』の共同制作会社であるポイボスのキム・グァンス社長は「すべてについては21日の制作発表会で明らかにする」とこれ以上の言及を避けた。

 また、今回の出国禁止措置によって、来月17日に日本で予定されていた宋承憲とタイガー・ウッズの対面も中止となる見込みだ。

スポーツ朝鮮/イ・サブ記者
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