MBCの大ヒットドラマ『大長今』(日本タイトル『宮廷女官チャングムの誓い』)のドイツでの放映が実現する見込みだ。
20日、同胞新聞の「ベルリン・レポート」によれば、40年前に看護士をドイツ・マインツに招聘した李修吉(イ・スギル)博士とイ・チュンソクボン大使館分館長がドイツZDFでドラマ『大長今』が放送されるよう水面下で交渉を行っている。
イ・チュンソク分館長は「『大長今』の放映が実現すればドイツにも韓流ブームが起こると期待している。来年のドイツ図書展示会に韓国がゲスト国家に選ばれたことも韓流ブームを起こすきっかけとなるだろう」と語った。
ドイツで1974年から1998年まで小児病院の院長を務めた李博士は、1966年1月に128人の韓国人看護士をマインツ大学病院に初めて招聘し、その後8年間にわたってラインマイン地域に8000人以上の看護士を就業させた。
李博士は「このうちの約2500人はドイツ人と結婚してドイツに住んでおり、これらの人々はもちろん、ドイツの人々の情緒にもきっと合うだろう」とドイツでの韓流ブームを予告した。
一方、ドイツの映画制作、販売会社の「ems」は先月からドイツ全域の150か所の映画館で朴賛郁(パク・チャヌク)監督のカンヌ受賞作『オールド・ボーイ』を一斉に公開し、今後9本の韓国映画を1年かけて毎月1本ずつドイツ全域で上映することを計画している。