韓流スターの関連書籍が日本で販売好調

　最近、日本を沸かせている韓流スターがドラマに続いて出版界でも人気を集めている。

　12日現在、日本のインターネット書店アマゾン・ジャパンの「トップセラー」の100位以内には、韓流スター関連の映画シナリオ、雑誌、写真集、カレンダーなどの約10種類がランクしている。

　特にベスト10のうちの1位をはじめ、3、4、6位を韓流スター関連の書籍が占めた。現在のトップセラー1位は『韓流スターの時代3』。

　『美しき日々～イ・ビョンホン/リュ・シウォン』というサブタイトルの付いたこの雑誌は、李炳憲(イ・ビョンホン)と柳時元(リュ・シウォン)にスポットを当てている。

　「イ・ビョンホン完全物語」というコーナーには、独占インタビュー、撮影現場リポート、最新映画『誰にでも秘密はある』などの紹介がされている。

　また、日本で料理レシピ本を出版した柳時元の発売記念握手会の模様や生い立ちから現在までが詳細にわたって紹介され、ドラマ『美しき日々』を徹底解剖している。

　以下、3位『冬のソナタ 2005年度 カレンダー』、4位『KOREA MOVIE コリア・ムービーVol.2』、6位『イ・ビョンホン 2005年度 カレンダー』がトップ10入りした。

　この他、『卓上 冬のソナタ 2005年度 カレンダー』『ウォンビン 2005年度 カレンダー』、パク・ヨンハのファースト写真集『一緒旅』などが100位以内に入った。

　NHKが地上波で『冬の恋歌』(日本タイトル『冬のソナタ』)を放送してから始まった本格的な韓流ブームは、そのまま出版業界にも影響を与え、関連図書は書店ランキングの上位を占めている。

　スター個人を扱った本以外にも、「韓国ドラマ人気の秘訣」や「韓国ドラマのロケ地巡り」といった内容の本も人気を集めている。

　韓国の出版関係者は「昨年から韓流ブームに乗って韓国俳優の写真集や旅行ガイドの著作権に関する問い合わせが大幅に増加した。日本への輸出を念頭に置いた企画出版も増加している」と説明した。