映画『花咲く春が来れば』(リュ・ジャンハ監督、SIZエンターテインメント制作)にマダムが夢中だ。
30~40台のマダムが同映画のホームページ(www.flowerspring.co.kr)に「映画に感情移入ができて最後まで涙して観終わってから幸せを感じた」「人生に疲れた人が涙して癒される映画」「上映時間の短い間でも心で泣くことができる映画」といった書き込みを寄せている。
マダムたちは映画が公開されてすぐに映画館へと足を運ぶような世代ではないが、口コミを信じて好きになった映画に対する思い入れが強いのが特徴。
公開2週間で全国192スクリーンを通じて約70万人の観客を動員した『花咲く春が来れば』は、主要ターゲットである20代からの好評と共にマダム層からの高い支持を集め、ロングランを記録すると予想されている。
ブラスバンド部の子どもたちを指導しながら失った夢と愛を取り戻す一人の男を描いた感動ドラマに学生から昔の恋愛を思い出したいという人々が続々と映画館に足を運んでいる。
主演の崔岷植(チェ・ ミンシク)は「刺激的な映画に食傷気味の映画ファンが、ピュアでありながらも淡泊なこの映画を観て秋の趣を満喫しているようだ。特に同世代の30~40代に好評なのがうれしい」と語った。
『スポーツ朝鮮/ キム・ホヨン記者 allstar@sportschosun.com 』