HPで活動を展開する ヒップホップ界の新星「double-K」

 デビューアルバムのリリース前にホームページ(www.cyworld.com/killakorean)を通じて大反響を呼んでいる新人ヒップホップアーティストの「double-K」(22、本名:ソン・チャンイル)が初めてプロフィールを公開した。

 一日の訪問者数が約3000人を超えるなど、トップアーティスト顔負けの人気を誇るdouble-Kの正体は、常にヒップホップを聴いてヒップホップスタイルの服を着て、ヒップホップアーティストに相応しい行動をする真のヒップホッパーだった。

-非常に独創的でクールなヒップホップを聴かせるが、いつ頃から始めたのか?

 「米マサチューセッツ州GDA高校に在学していた当時からJay-Zなどの音楽が好きだった。寮で生活をしていたが、隣の部屋にいたフィラデルフィア出身の黒人の友人ブラットがとてもラップが上手かった。彼と親しくなって自然にヒップホップの世界へと入り込んでいった。学校には小さなレコーディングルームがあった。『エレクトロニックミュージック』という科目のための施設だったが、ブラットとその部屋に入り浸った。その後に学校から部屋の使用を禁止されるほどだった」

-本格的にアーティストになろうと決心した時期は?

 「2000年にオハイオ州立大に進学して本格的なヒップホップの世界に接してからだ。ベビー・バードという貧民層出身の友達と出会い、黒人たちが行くクラブに出入りするようになってレコーディングスタジオにも通うようになった。この時クラブのステージに立ったが、韓国語でラップすると黒人の子どもたちがとても喜んだ。韓国に帰ってデビューしなければと決心したのもこの時期だった。帰国後は弘益(ホンイク)大学前のクラブのステージに立ってポップス、 R&B、ハードコアなどをヒップホップと融合させた多種多様な音楽ができるように基盤を整えた」

-ホームページで曲を公開している理由は?

 「自分の音楽を聴いてもらいたかった。今まで多くのアーティストとコラボレーションをしてアルバムも出すと約束していたが、直接本当に曲を作っているという事実を見せたかった。ファンと一緒にリードトラックも決めて足りない部分を補いたかった。あまりにも多くのファンがホームページを訪れてくれて心から感謝しているが、もっと頑張らなくてはというプレッシャーもある」

-ホームページに寄せられる書き込みや評価に対する感想は?

 「褒めてくれる言葉がほとんどだが、実際に自分のためになるのは褒め言葉よりも音楽的なアドバイスや意見だ。それとホームページにアップした曲をMP3ファイルに変換している人が一部にいて驚いた。今月中旬頃にはアルバムをリリースする予定なので、もう少しだけ辛抱してほしい」

-どんなアーティストになりたいか?

 「タレントのようにはならず、音楽で認められるアーティストになりたい。

素晴らしいアーティストであると同時に普通の韓国人男性でもいたい」

スポーツ朝鮮/ファン・スチョル記者 midas@sportschosun.com
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