中国最高峰の芸大として知られる北京電影学院の開校55周年と中国映画100周年を記念したドラマ『銀色年華』にヒロイン役で出演中のチャン・ナラが、秋夕(チュソク、旧盆)も忘れて撮影に専念する姿を見せ、中華圏の新たな韓流スターとして浮上している。
19日、北京電影学院で開かれた『銀色年華』の制作発表会場はチャン・ナラ人気を実感できる雰囲気に包まれていた。中国全域から集まった50社以上のメディア、約70人の取材陣と約200人のファンは、チャン・ナラが会場に現われると先を争うようにカメラのシャッターを切った。
この日の制作発表会には北京電影学院の教授をはじめ、豪華出演陣が同席したが、すでにドラマ『明朗少女の成功記期』や『私の愛 パッチ』などで中国でも広く知られるチャン・ナラの人気とは比較にならなかった。
チャン・ナラは「中国語を一生懸命学んでもっと上手に演じたい」と中国語で話して大きな拍手を浴び、本人のヒット曲『私も女です』を中国語で歌って好評を得た。チャン・ナラの中国語の発音はもちろん完璧ではないが、「発音が重要ではなく現地のファンのために努力する姿がすばらしい」という現地の人々の評価を受けている。
元俳優の教授で『銀色年華』の監督を務める馮小剛氏は「チャン・ナラは他の韓流スターよりもフレッシュな印象を与える。無限の可能性を秘めた女優」と絶賛した。学校側もチャン・ナラのスター性を高く評価、今回の撮影のためにマンション、車、専属の料理人を準備するなどVIP待遇を提供している。
『銀色年華』は10月末まで撮影を行い、来年1月頃に中国全域で放送される予定だ。チャン・ナラは今月末まで中国に滞在する。
『スポーツ朝鮮/北京=イ・チャノ記者 hahohe@sportschosun.com 』