金基徳作品『空き家』の有料試写会開催へ

 ベネチア映画祭の監督賞に輝いた『空き家』が10月15日の公開に先立ち、有料試写会を行う。

 今回の有料試写会は25日から一週間、ソウル市・大学路(テハンノ)のトンスンアートセンター・ハイパーテックナダで一日一回上映される。

 配給会社「チョンオラム」のチェ・ヨンベ代表は「今月11日にベネチア映画祭で監督賞を受賞したが、公開まで1か月あるため一日でも早く公開してほしいという映画ファンからの要望に応えて今回の有料試写会を実施することにした。できれば金基徳(キム・ギドク)監督を招いて観客との対話の時間も設けたいと思う」と語った。

 『空き家』は夫の暴力に苦しむソヌァ(李丞涓(イ・スンヨン)扮す)が留守の家や空き家を住み歩く男と出会って心の傷を癒していく過程を描いた作品で、予告編が公開されて以降、李丞涓の挑発的で成熟した演技が高く評価されている。

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