ムン・グニョンが練炭5万個を持って北朝鮮訪問

 女子高生スターのムン・グニョンが愛の練炭を届けた。

 ムン・グニョンは20日午前9時、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の温井(オンジョン)里地域の住民に3000万ウォン相当の練炭5万個などを届けるため、江原(カンウォン)道・固城(コソン)の統一展望台を経て初めて北朝鮮の地を踏んだ。

 ムン・グニョンは自身がCMモデルとして活動中のインターネットポータルサイト「エムパス」が練炭銀行と共同で「練炭メール」1通あたり1ウォンずつ積み立てた基金で北朝鮮の住民に練炭が送られるというチャリティープログラムの広報大使として今回の行事に参加した。

 本人も1万個の練炭を寄付したムン・グニョンは「北朝鮮に行くことになって特別怖いとは思わなかったが、現地に来るまでに『地雷注意』などの看板があちこちにあったり、南北連絡事務所で海外に行く時と同じようにパスポートを提出して出入国カードを作成した時は妙な気分になった」と初の北朝鮮訪問の感想を語った。

 ムン・グニョンは「現地に行ってからは『北韓』という言葉の代わりに『北側』という言葉を使うようにと注意を受けた。多くのエムパスユーザーの皆さんが集めてくださった愛の練炭で南北の冷たくなった心を温めることができればと思う」と語った。


 今回の行事に合わせて落ち着いた色合いのスーツを着たムン・グニョンは「絶壁から落ちる夢を見れば背が高くなると言うが、昨日の夜にその夢を見た」と喜ぶ姿を見せて周囲を和ませた。

 ムン・グニョンは11月からクランクインする映画『ダンサーの純情』でスポーツダンサーの姉に代わって何も分からないまま突然韓国に行くことになった中国・延辺の女性チェリン役を演じる。

スポーツ朝鮮/江原道・固城=シン・ナムス記者 delta@sportschosun.com
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