『空き家』のヒロイン・李丞涓「監督を心から祝福したい」

 映画『空き家』のヒロイン、李丞涓(イ・スンヨン)は、喜びを抑えた声だった。

 「おめでとう」という言葉に、「実感がわかず、びっくりしているが、みんなが祝福してくれてうれしい」と、慎重に喜びを語った。

 12日未明に受賞の知らせを聞いた李丞涓は「監督を心から祝福したい」と話した。

 李丞涓は「現地に残って一緒に祝福できたらよかった」としながらも、「みんな賞への欲はない雰囲気で、残っていたら賞を期待しているように見られると思い、10日に先に帰国した」と話した。

 「現地での試写会では20分間スタンディング・オベーションが続くほど、爆発的な反響だった」と伝える李丞涓は、「地元紙の1面トップに監督と一緒の写真が載り、スクラップした」とうれしそうに話した。

 また、「全ては監督のおかげ」と、感謝の言葉も忘れなかった。

 李丞涓は「リド島のレストランで食事をしていたら、隣のテーブルにクエンティン・タランティーノやアンジェリーナ・ジョリーが座り、興奮した」とベネチアでのエピソードも紹介した。

スポーツ朝鮮/キム・ソラ記者 soda@sportschosun.com
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