チェ・ミンソの『亡国のイージス』出演に批判集中

 チェ・ミンソが日本の極右映画出演のために光州(クァンジュ)国際映画祭への参加を拒否された。

 光州国際映画祭側は9日午後、第4回光州国際映画祭の閉幕式の司会を務める予定だったチェ・ミンソを交代させる緊急決定を下した。

 映画『ドント・テル・パパ』で共演したチョン・ウンインとチェ・ミンソは11日午後、光州市庁大会議室で行われる光州国際映画祭閉幕式の司会を務める予定だった。

 映画祭側は最近、チェ・ミンソが日本の自衛隊の再武装を促す映画『亡国のイージス』への出演が決まったという報道を受け、今回の決定を下した。

 映画祭側は10日午前、「まだ新たな司会者は決まっていない」と明らかにした。

 これに対してチェ・ミンソ側は遺憾の意を表している。

 チェ・ミンソの所属事務所は報道資料を通じて「映画『亡国のイージス』は報道で伝えられているような極右映画ではなく、日本自身を批判した作品で日本社会の病弊や無責任さを風刺した映画」と説明した。また、「制作発表会場で阪本順治監督が自衛隊の再武装を強調したという報道も事実とは異なる」と明らかにした。

 日本で『亡国のイージス』の撮影を行っているチェ・ミンソも同様に「報道されたような私が北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)のスパイ役を務めるという描写はシナリオのどこにもない。冷徹なカリスマを持ったジョンヒという人物は日本社会の不条理に目覚め、自身のアイデンティティを探す人物」と強調した。

 チェ・ミンソは映画初主演作の『ドント・テル・パパ』が好調な一方で、「日本の極右映画出演」という報道のために世論の批判を浴びている。

スポーツ朝鮮/キム・ソラ記者 soda@sportschosun.com
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