イ・ジフンが日本ドラマ『熱き夢の日』出演へ

 イ・ジフン(25)がドラマ出演で日本進出を果たす。

 歌手、俳優として活躍中のイ・ジフンが来月放送される日本のフジテレビのドラマ『熱き夢の日 ~ワールドカップを招致した男たち~』への出演が決まり、現在チェコで撮影を行っている。

 このドラマは『ワールドカップを招致した男たち』というサブタイトルのようにサッカー・ワールドカップ韓日大会の共同開催実現までの裏舞台を描いた作品。80年代末にJリーグを創設してサッカーブームを起こした日本のサッカー関係者たちが96年に本格的なワールドカップ誘致に乗り出して韓国と争い、共同開催に至るまでの過程を描いた。

 韓国の俳優が韓日共同制作でもない日本のドラマに出演するのは前例がない。イ・ジフンは今回のドラマでワールドカップ誘致に一歩遅れて乗り出した韓国ワールドカップ誘致委員会の若手メンバー役を演じて日本側の招致委員会メンバーを演じる伊藤英明と共演する。

 伊藤英明は映画『秘密』『陰陽師~おんみょうじ~』、ドラマ『YASHA-夜叉-』などを通じて韓国でも広く知られている。ドラマで伊藤とイ・ジフンは米国での留学時代からの友人だが「ワールドカップ開催」という目標を達成するために宿命のライバルとなる。

 このドラマにはその他にも日本サッカー協会の長沼健会長役を宇津井健が演じる他、多くのサッカー関係者が実名で登場して韓国と日本をはじめ、米国とチェコで2か月にわたって撮影される大作だ。

 最近、歌手として5thアルバムの活動を終えたイ・ジフンは、15日までチェコで『熱い夢の日』の撮影に参加し、帰国後には映画『女先生と女弟子』に続いて次回作『夢精期2』の撮影を開始する予定だ。

スポーツ朝鮮/ソン・ウォンソプ記者 five@sportschosun.com
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