結局、崔真実(チェ・ジンシル/36)とチョ・ソンミン(31)夫妻が離婚した。崔真実とチョ・ソンミンが1日、ソウル家庭裁判所で協議離婚を申請、離婚判決が確定したと伝えられた。2002年12月にチョ・ソンミンが一方的に離婚を主張して以来、約1年9か月間の別居生活を経て、結局二人は離婚することになった。
離婚の条件はチョ・ソンミンが二人の子どもに対する親権放棄という方法を選び、崔真実との関係を完全に終わらせたと伝えられており周囲に衝撃を与えている。
当初、親権や養育権問題など離婚によって生じる周辺問題に対する二人の意見に大きな食い違いがあり、離婚訴訟に発展するものと予想されていた。
しかし、チョ・ソンミンが協議過程で崔真実と彼女の家族から借りた債務を崔真実が代わりに返済、諸般の訴訟取下げを条件に二人の子どもに対する親権を放棄する覚書を作成することで協議が可能になったという。
こうした事実は崔真実とチョ・ソンミンの離婚協議の過程に関与した訴訟関係者によって明らかにされた。これら関係者によればチョ・ソンミンと弁護士は最近、崔真実の弁護士に会って子どもの親権を放棄することで合意したという。
合意の前提條件として、崔真実側はこれまでに崔真実の母親と弟のチェ・ジニョンがチョ・ソンミンに貸していた債務の1億8000万ウォンとその他の負債を代わりに返済し、またチョ・ソンミンを相手取った各種訴訟を取下げすることにした。
崔真実の弁護人側は、これまで事態の円満な解決のためにチョ・ソンミン側と水面下で接触を続けてきたが、結果的に親権の放棄という極端な状況になると、むしろ崔真実本人が大きな衝撃を受けていると伝えた。これまで二人が子どもの養育権の問題で激しく対立してきたが、チョ・ソンミンが養育権でもなく親権を放棄すると言い出したため精神的な不安に陥ったものと見られる。
崔真実はしばらくソウル市・蚕院(ジャムウォン)洞の自宅を離れて心境を整理するという。親権を放棄した場合、養育権の放棄とは異なり、二人の子どもに対するチョ・ソンミンの身分をはじめ、財産上の権利や義務が完全に消滅して崔真実側の戸籍に入ることも可能となる。
一昨年末から別居中だった二人は今年8月の暴行事件で対立関係を決定的なものにした。二人は離婚判決が下された1日時点でまだ公式的な立場を明らかにしていない。
今回の決定で二人は2000年12月の結婚以来、3年9か月目にして破局を迎えることになった。
『スポーツ朝鮮/イ・チャノ記者 hahohe@sportschosun.com 』