巨匠、林権澤(イム・グォンテク)監督が17年ぶりのベネチア映画祭制覇を狙う。
第61回ベネチア国際映画祭のコンペ部門に『下流人生』を出品する林権澤監督は、主演のチョ・スンウ、キム・ミンソンをはじめ、鄭一成(チョン・イルソン)撮影監督、テフン映画社の李泰元(イ・テウォン)社長らと共に現地へ向かう。
林権澤監督は87年にベネチア国際映画祭の主演女優賞(姜受延(カン・スヨン))を『シバジ』で受賞し、9月1日にイタリアのリド島で開幕して11日に閉幕する今回の映画祭の最高賞である金獅子賞受賞の最有力候補。
林権澤監督が今回の映画祭で入賞した場合、『サマリア』でベルリン映画祭の監督賞を受賞した金基徳(キム・ギドク)監督、『オールド・ボーイ』でカンヌ映画祭のグランプリを受賞した朴賛郁(パク・チャヌク)監督に続き、今年の世界3大映画祭で韓国映画が各賞を受賞する珍記録を樹立することになる。
『スポーツ朝鮮/キム・ホヨン記者 allstar@sportschosun.com 』