パク・チニョンがついに全米進出の夢をかなえた。
パク・チニョンは25日(韓国時間)、米国でリリースされたヒップホップアーティスト、メイス(Mase)のカムバックアルバム『Welcome Back』の8曲目に収録されている『The Love You Need』の作曲とプロデュースを手がけた。韓国人が作曲した曲が米国人アーティストのアルバムに収録されたのは今回が初めて。
メイスは97年にリリースしたデビューアルバムでビルボードのトップに輝いたが、2ndアルバム発売直後に突然「牧師になる」と引退を宣言して音楽業界を驚かせた歌手。5年ぶりとなる今回の復帰アルバムは、パフ・ダディがプロデュースを手がけるなど、予約だけですでに50万枚に達している話題のアルバムだ。
パク・チニョンが作曲した『The Love You Need』はこのアルバム唯一のバラード。パク・チニョンはJ.Y. Parkという名前でアルバムにクレジットされた。
パク・チニョンは「本当に夢のようだ。ラッキーとしか言いようがない。両親と今日の私をここまで育ててくれたキム・ヒョンソクさん、そしてレコーディングに参加しながらも制作会社側のミスで名前がクレジットされなかった作曲家のパン・シヒョクさんに感謝したい」と語った。
パク・チニョンはまた「昨年10月に米国に来た時には私が準備したサンプルに誰も関心を示してくれなく、強烈な挫折感を味わった。しかし、これからは私の後輩たちの新たな道が開くことができるようになって何よりもうれしい」と付け加えた。
パク・チニョンは現在、メイス以外にも10月にリリースを予定しているボーカルグループ112、11月に発売予定のウィル・スミスのアルバムにもプロデューサーとして参加し、来年の初めには母親が韓国人という女性シンガーのアルバムで『アリラン』のアレンジバージョンを手がける収録する予定だ。
現在、レコード会社が提供しているウェスト・ハリウッドにある3階建ての邸宅に滞在しているパク・チニョンは「ピやgodのニューアルバムも手がけなければならず、しばらくは多忙な日々が続きそうだ」と嬉しい悲鳴をあげた。