「韓国ドラマがいつかハリウッドでも通じる日がやってくるはずだ」
ジャッキー・チェンが韓国ドラマの明るい未来を予想した。
ジャッキー・チェンは19日午後、中国・上海で行われたハリウッドの超大作『80デイズ』関連の記者会見で韓国ドラマの底力と無限の可能性について言及して注目を集めた。
ジャッキー・チェンは「最近、韓国ドラマが香港で非常に人気が高く、誰もが韓国文化や旅行に関心を持っている。韓国ドラマは独自のスタイルでアジアの人々を魅了している」と韓国ドラマに対する高い関心と知識を示した。
ジャッキー・チェンは取材陣から「韓国ドラマがハリウッドでも成功できるか?」と質問されると「今の勢いからすれば不可能でもない」と評価した。
しかしジャッキー・チェンは「非英語圏の文化に対して非常に排他的で常に独創的なことを追及するハリウッドの特性上、現在の時点では厳しい」とし、「さらに完成度の高い文化的な独自性を兼ね備えればハリウッドでも成功することができる」と冷静な分析を展開した。
ジャッキー・チェンはその実例として現在、映画化してハリウッド進出を目指しているドラマ『茶母』がアクション的な面でアカデミー賞を受賞した映画『グリーン・デスティニー』と特別な差別化を図ることができなかった点などを列挙して、さらなる努力が必要だと促した。
ジャッキー・チェンはこの日の記者会見でも韓国に対する深い愛情を示した。
会見中に韓国語で冗談を飛ばして会場を笑わせたジャッキー・チェンは現在、超大作映画『The Myth』の撮影スケジュールのため、他国のプロモーションイベントへの参加に関しては断りながらも韓国取材陣のインタビューには応じた。
ジャッキー・チェンはその代わり韓国の親しい配給会社の職員に「プレゼントとして私の好きな韓国のキムチとシッケ(韓国の昔ながらの飲み物)、飴玉を必ず用意してほしい」とせがみ、その場にいた韓国の関係者を和ませた。