アジア各国も注目のドラマ『悲しい恋歌』来年1月放送へ


 韓国芸能界のビックスターが新たな伝説を作る。

 来年1月から放送される全20話の超大型ドラマ『悲しい恋歌』の豪華キャストが早くもアジアで話題だ。

 すでに発表された通り、主演は共演自体が難しいクォン・サンウ、宋承憲(ソン・スンホン)、金喜善(キム・ヒソン)の3人。

 宋承憲はすでに台湾やベトナムなどで、金喜善は中国で韓流スターとして不動の地位を築いている。また、今年の秋にドラマ『天国の階段』を通じて日本に進出するクォン・サンウは、今回の作品をきっかけに本格的な海外活動を始動させる。

 3人は9月2日からオーストラリアで始まる予告編の撮影を皮切りに放送開始5か月前から他の映画やドラマのスケジュールをすべてキャンセルして『悲しい恋歌』に専念、他のドラマとは明らかに違う姿勢で撮影に臨む。

 演出は昨年『オールイン』で韓国ドラマの新たな歴史を築いたユ・チョルヨン監督。代表作家のイ・ソンウン氏はシチュエーション・コメディー『男3女3』や『三人の友達』を通じて実力はすでに実証済み。制作会社も『黎明の瞳』で知られる金鐘学(キム・ジョンハク)監督の金鐘学プロダクションとキム・グァンス氏が代表を務める(株)ポイボスが共同制作する。

 ユン・サン、キム・ジョンチャン、ク・ボンスン、チョ・ソンモ、SG Wannabeを発掘したキム・カンス代表はサウンドトラックの重要性を早くから認識、元Brown Eyesのユンゴンと作曲家のイ・ギョンソプをプロデューサーに迎え、レコーディングをすでに開始している。

 主題歌は来月2日からオーストラリアで撮影される予告編に挿入され、ドラマよりも数か月早く公開される。25分の予告編は国内でプロモーションビデオの一人者として知られるチャ・ウンテク監督が演出を務める。

 韓国以外のアジアにも伝えられた豪華キャストの影響で、9月20日にソウルで開かれる制作発表会について、早くも日本のNHK、フジテレビ、台湾のGTVなどのテレビ局から問い合わせが殺到している。

 キム・グァンス代表は「名前だけで勝負するつもりは始めからなかった」とし、「すでに『冬の恋歌』(日本タイトル『冬のソナタ』)を通じて一本のドラマがどれほど大きな波及効果を持っているかを誰もが知っているだけに、出演者の名に相応しい作品性と緻密な事前計画を通じてドラマの新時代を築きたい」と意気込みを語った。

スポーツ朝鮮/ソン・ウォンソプ記者 five@sportschosun.com
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース