朴賛郁(パク・チャヌク)監督の映画『オールド・ボーイ』が9月2日から、ドイツ150か所の映画館で公開される。
ドイツの映画制作、販売会社の「ems」は『オールド・ボーイ』を皮切りに『実尾島』(日本タイトル『シルミド/SILMIDO』)『友達/チング』『家へ…』(同『おばあちゃんの家』)『太極旗を翻して』(同『ブラザーフッド』)、『千年湖』『薔花、紅蓮』(同『箪笥<たんす>』)『アカシア』『蜘蛛の森』の韓国映画9本を毎月1本ずつドイツ全国で上映することを決定した。
ドイツで韓国映画が全国で同時公開されるのは、金基徳(キム・ギドク)監督の『春夏秋冬そして春』以来。
emsによる今回の企画は、9本もの韓国映画が全国で連続上映されることから韓国映画がドイツで新たな評価を受けていることを証明するものとなる。emsの社長は映画の輸入価格を明らかにしなかったが、『オールド・ボーイ』は約50万ユーロで販売されたと伝えられている。
また『実尾島』はこれ以上で、9本全体の販売価格は約500万ユーロに上ると映画会社の関係者が明らかにした。
また、『太極旗を翻して』は来年2月のベルリン国際映画祭の期間中に公開されることから、世界の映画人に韓国映画をアピールできる絶好の機会となる見込みだ。