映画『風のファイター』と『時失里2km』が互いにプラスなマーケティング戦略で観客を楽しませている。
先週末に公開され話題の両作品は、主演俳優の任昌丁(イム・チャンジョン)と梁東根(ヤン・ドングン)が親しいことから、出演俳優が互いの映画の舞台あいさつに合流している。
任昌丁と梁東根は今月15日午後、舞台あいさつのため釜山(プサン)市・南浦(ナンポ)洞にある釜山劇場を訪れ、偶然にも控え室でばったり会った。意気投合した2人は、その場で互いの映画の舞台あいさつに参加することに同意した。
『風のファイター』の舞台あいさつの時間になると司会者が出演俳優を紹介、すると何故か『時失里2km』の任昌丁とクォン・オジュンが『風のファイター』のコンセプトに合わせて激しい武術対決をしながら舞台に登場して観客を唖然とさせた。
任昌丁とクォン・オジュンは「『風のファイター』は本当にすばらしい映画」と絶賛しながら、「しかし!ここ来た方々は当然『時失里2km』も観てくれると信じている!」などと冗談を飛ばして客席は爆笑の渦となった。『風のファイター』の梁東根とチョン・ドゥホンアクション監督も『時失里2km』の舞台あいさつに登場して会場を大いに盛り上げた。
その後、釜山のテヨン劇場でも一緒に舞台あいさつを行った二人は、舞台あいさつのスケジュールが重なった時は、今回と同じような突発的なイベントを行って互いの映画を応援し合おうと約束した。
一方、『風のファイター』と『時失里2km』は先週末にそれぞれ70万人と50万人の観客動員を記録し、早くも大ヒットを予告している。