「8月の怪談?」相次ぐ事故に緊張する芸能界

 芸能界に「8月の怪談」が広まっている。

 9日にスーパーモデルのオ・ジヘが仁川(インチョン)市・席毛(ソンモ)島で雑誌のグラビア撮影中に海に転落して死亡したのに続き、11日にはWANTEDのメンバー、ソ・ジェホが交通事故で死亡、12日の深夜にはキム・ヘリが飲酒運転で事故を起こすなど、芸能人や歌手の事故や事件が相次いでいる。

 芸能人ではないが、今月4日にはMBCテレビのアナウンサーが交通事故で死亡、1日にはチョ・ソンミンと崔真実(チェ・ジンシル)夫婦の暴行事件が起こった。

 2000年11月、CLONの姜元来(カン・ウォルレ)と梁鐘鉄(ヤン・ジョンチョル)が交通事故に遭い、姜元来は下半身不髄、梁鐘鉄は死亡して「11月の怪談」などと言われたが、今回の「8月の怪談」はそれ以上のものがある。

 こうして毎日のように事件や事故が相次ぎ「8月の怪談」が現実となってくると、一部の芸能関係者は「何かあるのでは?」と不安を募らせ、事前の事故防止に躍起になっている。

 移動中の交通事故を防ぐために居眠り運転や飲酒運転を徹底して防止する他、例年にない猛暑の中で行われる野外撮影のために熱射病などで倒れることを防ぐための対策も徹底して行っている。

 ある芸能関係者は「最近、相次いでいる事故を目のあたりにして、無理なスケジュールを組むことがいかに無謀であったかを今更ながら痛感している。スケジュールを決める際には安全を最優先させて検討するべき」と話した。

 8月がまだ半分以上も残っている中、芸能関係者らは緊張感を高めながらも、早く9月になってほしいと願って止まないようだ。

『スポーツ朝鮮/チョン・ギョンヒ記者 gumnuri@sportschosun.com 』

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