ハ・ジウォン、50代夫婦からストーカー被害

 女優のハ・ジウォンがこの3か月間、ストーカーの恐怖におびえている。ソウル市・盤浦(バンポ)洞に住むハ・ジウォンは、貸した金を返せと言う50代の夫婦に付きまとわれ不安を隠せずにいる。

 この50代の夫婦はハ・ジウォンが約10N前、ソウル市・城東(ソンドン)区のヘンダン女子中学校に在籍中、家庭の経済事情が悪かったハ・ジウォンの学費などを支援した。

 ハ・ジウォン一家はその後、京畿(キョンギ)道・一山(イルサン)のマンションに当選して得た分譲権で債務関係を整理したはずだったが、この50代の夫婦は利子まで払って貸した3000万ウォンを返すよう要求、偽造された借用証まで同封した書類を送りつけてきたりもした。 

 この夫婦は特にメディアでハ・ジウォンが出演したドラマがヒットしたり、巨額のCM出演契約を交わしたといった内容が伝えられると必ず家を訪れ、ハ・ジウォンの家族に返済を求めてきたという。

 ハ・ジウォンは家の呼び鈴を鳴らして逃げるなどといった行為もこの夫婦の仕業であるとほぼ断定しており、極度の不安感を示している。

 しかし、実際にハ・ジウォン側は一連の行為に対して明らかな対応をすることができないでいる。 

 ハ・ジウォンの関係者は「この50代の夫婦が家の前を頻繁に訪れる以外は特別に危険な行動をしておらず、警察に告訴したり身辺保護を要請したりする状況ではない曖昧な状況。しかし、最近では何が起こるか分からない世の中だけに、万が一この夫婦が態度を急変させた場合に備え、マネージャーが常に家の前をチェックするなどして緊張感を緩めないようにしている」と語った。 

 ハ・ジウォン側はもし夫婦が再三の注意にもかかわらず、続けて同じ行動に出た場合には早期に警察へこれらの状況を届け出て身辺保護を要請するなど強く対応する方針だ。

スポーツ朝鮮/シン・ナムス記者 delta@sportschosun.com
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