厳正化がMBCドラマ『12月の熱帯夜』出演へ

 厳正化(オム・ジョンファ)が『妻』以来、1年4か月ぶりにドラマ復帰する。

 今年11月からスタートするMBCドラマ『12月の熱帯夜』で余命を宣告された独身男性と恋に落ちる悲運の主婦役を演じる。

 『12月の熱帯夜』は現在放送中のドラマ『皇太子の初恋』(日本タイトル『いつか楽園で!』)の後続ドラマ『アイルランド』の次期作として放送される。

 二十歳の若さで公衆保険医(兵役の代わりに農村や漁村などで保険業務に従事する医師)に嫁いだ後、婚家でいじめられたヒロインが、8月に実家へ帰った際に年下の男性と偶然に出会い、その後ソウルに戻って来てから12月の真冬になって一夏の恋を思い出すというストーリー。

 しかし、一足遅れて現れた運命の男性は余命を告げられた身で、厳正化は彼の最期を見届けるために夫と子どもを捨て、江原道の山里に逃げるという演技をする。『妻』に続いて今回も再び不倫をする女性役を演じる。公衆保険医の夫役にはシン・ソンウがすでにキャスティングされている。

 今年初めには映画『洪班長』で初のコミカル演技に挑戦した厳正化は、今回の作品で自分の内面演技がドラマの流れをリードしていくという点に大きなプレッシャーと魅力を同時に感じているという。

 KBSドラマ『妻』ですでに金喜愛(キム・ヒエ)や柳東根(ユ・ドングン)と共演して深みのある内面演技を披露したことがあるが、今回は単純に涙を流すような役を演じるだけではなく、逞しい主婦を演じなければならないのが大きな仮題だ。

『スポーツ朝鮮/チョン・ギョンヒ記者 gumnuri@sportschosun.com 』

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