日本人板前の創作寿司が人気 「タコヤ回転寿司」

 ソウル・三成(サムソン)洞の「タコヤ回転寿司」はいわば“多国籍寿司”だ。

 ヒラメ、ボラ、スズキなど魚の種類も多いが、客に人気があるのは一風変わった寿司たちだ。

 「コリアンロール」はキムチを巻いた寿司。「スペシャルロール」はアボガド、マンゴー、野菜に白身魚をのせ、カリフォルニア巻のようにご飯で巻いている。その上にはトビッコがのっている。

 日本人の板前アベ・マサオミさんが主に韓国料理と日本料理をミックスして作った創作料理だ。

 アベさんは29歳。現代的な寿司には若いアイデアが欠かせない、というのが彼の主張だ。

 この店の社長も日本人だ。事業関連で韓国を訪れることが多かったが、口に合う日本料理店がなく、昨年3月に「タコヤ回転寿司」をオープンさせた。

 この社長、アベ・ユウスケさん(58)と板前は父子。味以上に見た目にもこだわるため、息子を板前に迎えたという。

 値段は一人前平均1万2000~1万3000ウォンと手ごろだ。

 場所はCOEXモール内の映画館「メガボックス」の出口方面にある空港ターミナルとオークウッドホテル間のエクスポコンベンションモール地下2階。問い合わせ(02)551-7778。

『スポーツ朝鮮/チョ・ギョンジェ記者 ecocho@sportschosun.com 』

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