久々の新譜『REUNiON』をリリースしたUN

 「不仲説?何のことですか?」

 冗談好きな男性デュオ「UN」。アルバムのタイトルが『REUNiON』(再会)だったため、「けんかでもしたの?」という質問に対しての答えだった。

 先に現れた崔正元(チェ・ジョンウォン)は一生懸命MBCテレビのシチュエーション・コメディー『お嬢さんとおばさんの間』の台本を覚えていた。「本当なの?」とさらに聞くと「そんなことあり得ません!」と今度は真顔で答えた。

 MBC-FM『感性時代』のパーソナリティーを務めている崔正元が「パーソナリティーとしてようやく板についてきた」と話し始めた時、キム・ジョンフンが到着した。

 最近、KBSハッピーFMで『キム・ジョンフンのFM人気歌謡』のパーソナリティーを始めたキム・ジョンフンは、すでに映画デビュー作となった『ホテル・ココナッツ』の撮影を終え、2作目の出演作品となる『ふざけるな』のロケに参加している。

 『ふざけるな』は芸能界の大先輩である呉知明(オ・ジミョン)が監督を務め、直接電話で出演のオファーを受けたという。キム・ジョンフンは「本当に緊張して、なぜ自分に電話をかけてきたのかということも聞けませんでした」と冗談交じりに語った。





 まったく対照的に見える二人は直接会うことよりもオンラインゲームで会うことが多いという。スタークラフトの勝率は「izawaloser」というIDを持つキム・ジョンフンが約7:3の割合で「juongwon」というIDの崔正元を圧倒している。

 「今回のソロ活動は本当に忙しくて作詞や作曲に時間を費やすことができなかった」というのが二人の正直な告白。しかし、リードトラックに選んだ『ハネムーン』は二人の魅力がいっぱいに詰まっている。この曲はUN独自の甘いメロディーと夏にぴったりな雰囲気のダンスチューン。

 インタビューの最後まで「音楽業界も不況なので、初心に戻って活動したい」ということを何度も強調したUN。しかし、内心では「任昌丁(イム・チャンジョン)先輩みたいに10枚アルバムを出してみせます」と自信をのぞかせていた。

スポーツ朝鮮/ソン・ウォンソプ記者 five@sportschosun.com
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