崔真実の自宅 破壊された家庭 


 幸せだった家庭が…。

 崔真実(チェ・ジンシル)が住むソウル市・蚕院(ジャムウォン)洞の自宅は、暴力騒ぎから一日が経ったが、当時の様子が生々しく残っていた。

 玄関には崔真実が子どもと撮った写真が飾られ、リビングには子どもたちの布団やおもちゃなどが置かれていて普通の平和な家庭と何ら違いはなかった。


 しかし、他の部屋や廊下などは完全に修羅場と化していた。床には割れたビンやガラスの破片が散らばっており、とても素足では歩けない状況だった。子ども部屋はビデオやタンスが壊されていた。玄関の鍵は弟のチェ・ジニョンが壊して中に入った跡が歴然と残っていた。

 その日、家の中はいったいどんな惨状だったのだろうか。二人の子どもは崔真実の実家に預けられてすでにおらず、誰もいない家の中には空虚感だけが残っていた。

『スポーツ朝鮮/チョン・ギョンヒ記者 gumnuri@sportschosun.com 』

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