人気ドラマ『パリの恋人』視聴率が大幅ダウン


 SBSテレビの特別企画ドラマ『パリの恋人』の視聴率が先週に比べ約10.8%下落した。放送開始から常に上昇曲線を描いてきた『パリの恋人』がついに下降曲線を描いた。

 TNSメディアコリアによれば、第16話が放送された今月1日の視聴率が39.2%を記録していたことが分かった。先月25日に記録した50.0%の視聴率と比較すると10.8%も下落したことになる。イランとのサッカー中継が行われた先月31日には37.6%を記録した。この日にKBS第2テレビを通じて放送されたアジア杯8強戦の視聴率は27.2%だった。

 ニルソンメディアリサーチの調査では『パリの恋人』の視聴率が7月31日に38.4%を記録、翌日の1日には43.1%を記録した。

 『パリの恋人』の視聴率下落は本格的な休暇シーズンが始まったからだと分析されている。しかし、KBS第2テレビの週末ドラマ『愛情の条件』は21.2%を記録、先週に比べ4.6%の下落にとどまった。

 ネット上で視聴者らは視聴率下落の原因として▲結末に対する期待が徐々に薄まっている▲ハン・ギジュ(朴新陽(パク・ シニャン)扮す)のカリスマ性が落ちた▲ユン・スヒョク(イ・ドンゴン扮す)の復讐が理解できない-などの点を挙げている。

 すでにパリでの再撮影、さまざまなエンディングシーンについてなどが噂されている中、ハン・ギジュがすべてのものを失ってパリに発ってから1年後、再びカン・テヨン(キム・ジョンウン)と再会する最終回の内容が明らかにされた。

 また、ハン・ギジュが窮地に追い詰められる姿を見たくないという朴新陽ファンの失望感、ユン・スヒョクがそうまでして復讐しなくてはならない理由が不十分である点などが徐々にドラマに対する熱意を失わせている。

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