宋承憲、香港のツイ・ハーク監督から熱烈ラブコール

 俳優の宋承憲(ソン・スンホン)が香港のツイ・ハーク監督からラブコールを受けた。

 宋承憲は8月から中国全土で撮影が行われる映画『七剣下天山』への出演オファーを受け、前向きな検討に入った。

 『七剣下天山』は中国の武侠作家、梁羽生の同名小説を映画化したもの。ツイ・ハーク監督は昨年から『七剣下天山』をドラマ、映画化するプロジェクトを進めながら出演のオファーを行ってきた。

 ツイ・ハーク監督は17世紀を舞台に、清に反旗を翻した剣客7人の友情と絆を描いた『七剣下天山』で、白頭(ペクトゥ)山の精気を受けて生まれた朝鮮族の戦士役に宋承憲を選んだ。

 ツイ・ハーク監督は中国の戦士役を演じるアンディ・ラウと共演する人物として、これまで宋承憲にラブコールを送ってきた。しかし、宋承憲が映画『あいつは格好よかった』の撮影のために難色を示してきたため、今月25日に韓国を直接訪れた。

 ソウル市内のインターコンチネンタルホテルでこの日の夜、4時間あまりにわたってツイ・ハーク監督と話し合った宋承憲は「監督が韓国語に翻訳したシナリオまで準備する熱意を見せてくれた。世界的な監督からオファーを受けて光栄」と感想を語った。

 また、『インファナル・アフェア』のプロデューサーを務めたツイ・ハーク監督の妻も同席して宋承憲を「体格がすばらしい。男性的でパワフルな朝鮮族の役にぴったり」と絶賛した。

 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明』『スウォーズマン/剣士列伝』などの映画を手がけ“香港のスピルバーグ”と呼ばれるツイ・ハーク監督は、韓流ブームで知名度のある韓国人俳優に関心が高いことで知られている。

 宋承憲の七剣下天山』への出演料は約6億ウォンと伝えられている。

スポーツ朝鮮/キム・ソラ記者 soda@sportschosun.com
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