この夏、映画『オオカミの誘惑』がヒットの予感

 映画『オオカミの誘惑』(金泰均(キム・テギュン)監督、サイダス制作)が韓国映画のプライドを取り戻した。

 今月22日に公開された『オオカミの誘惑』は、公開第一週目の週末に全国で70万人の観客動員を記録、『僕の彼女を紹介します』以来、7週間ぶりに韓国映画がボックスオフィス1位の座を奪還した。

 24日の土曜日は合計9800(ソウル基準)という少ない合計座席数にもかかわらず、5万1000人の観客を動員して81%の座席シェアを記録した。

 これは『太極旗を翻して』(日本タイトル『ブラザーフッド』)の記録した公開第一週目の座席シェア新記録の79.3%を超す数字で、『オオカミの誘惑』がこの夏のヒット映画になることを予告した。

 公開館数も194スクリーンでスタートしたが、すぐ翌日には210スクリーンに増え、以降もスクリーン数は増加する見込みだ。

 こうした人気の秘訣は何よりもカン・ドンウォン、チョ・ハンソンというイケメンスターが出演しているため。

 二人は公開初日からイ・チョンハと共にソウル、仁川(インチョン)、富川(プチョン)、大邱(テグ)、釜山(プサン)などの全国各地を回り、一日平均10カ所を回る強行軍を敢行しており、舞台あいさつのチケットはネットオークションなどを通じて1枚3万ウォン前後で取り引きされるほどの人気を集めている。

『スポーツ朝鮮/キム・ホヨン記者 allstar@sportschosun.com 』

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