SBSテレビのドラマ『パリの恋人』のエンディングシーンをパリで再撮影することが検討されている。
SBSドラマ局の関係者は「現地パリで今年5月に撮影したエンディングシーンを追加で収録する案を制作陣に要請した」と語った。
今回の案は『パリの恋人』が50%に迫る勢いの視聴率を記録し、期待以上の高い人気を得ていることから、ドラマの完結性を高めるためにSBSが推進しているもの。
また、まだ結末が決まっていないにもかかわらず、結末についてのあらゆる憶測が飛び交っており、さまざまなストーリーに変化する可能性を念頭に置いた措置と見られる。
今年5月に行われたパリでのロケでは、3種類のエンディングシーンが収録されたという。
放送前に海外での現地ロケを行ったドラマが再び海外でロケを行うケースは異例で、特に今回は海外ロケ費用を制作会社の「キャッスル・イン・ザ・スカイ」ではなく、SBSが負担することになっている。
しかし、海外でのロケが再び行われるかは現段階では未知数の状態。
ドラマのシナリオ制作が遅れている関係で、第12話は深夜4時まで撮影が行われるなど、連日連夜の強行軍を強いられており、パリの場合は往復の時間や撮影だけで最低1週間は必要なことから、制作陣はパリ行きに慎重になっているという。
『スポーツ朝鮮/キム・テグン記者 amicus@sportschosun.com 』