今年上半期の映画観客動員数が2200万人を突破した。
投資会社の「IMピクチャーズ」が21日に発表した「2004上半期映画市場分析」によれば、今年上半期の全国観客動員数は昨年の同時期より13.3%増の2291万7550人だった。
上映本数は昨年より15.9%増えた146本で、作品一本あたりの平均観客動員数は15万6970人でむしろ小幅減少した。
今年上半期の韓国映画の観客動員数は前年より63%増えた1444万7905人で、シェアは昨年より16%増えた63%だった。
一方、外国映画のシェアは同じ率で下落して37%を記録したが、米国直接配給の映画シェアは24%で減少率は3.3%にとどまった。
韓国映画と直接配給会社の映画シェアの合計は87%。これは輸入会社を通じて国内で上映された外国映画の興行成績が極めて低調だったことを意味する。
こうした映画は合計して61本あり、むしろ昨年より9本が増えたが、シェアは半分ほどに減少した。特に日本映画は昨年(5本)よりも180%増加した14本が上映されたが、観客動員数は昨年より約60%減少した。
報告書は「日本映画の『座頭市』(ソウル24館)やフランス映画の『世界でいちばん不運で幸せな私』(20館)、カナダ映画の『Seducing Doctor Lewis』(7館)といった3国の映画の上映館数が少なかった」と指摘しながら「韓国の大作映画とハリウッドの直接配給映画に観客が集中したため、こうした外国映画に接する機会が制限される結果を生んだ」と分析した。