『朱紅文字』で2年ぶりにスクリーン復帰する韓石圭


 『シュリ』のスター、韓石圭(ハン・ソッキュ)が2年ぶりとなる新作映画について語った。

 映画『朱紅文字』(ピョン・ヒョク監督、LJフィルム制作)で利己的なギフン役を演じてスクリーンに復帰する韓石圭が19日午後、ソウル市・江南(カンナム)のブルーノートで開かれた制作発表会に出席、これまでの心境を打ち明けた。

 2002年公開の映画『二重スパイ』の失敗に相次ぎ、昨年には『塩人形』の制作中断など、苦難の時期を゚ごした韓石圭は「持病のヘルニアの再発で手術を受け、撮影中の映画も制作中止になるなど2003年は辛い年だった」と語った。

 韓石圭は「『塩人形』は死んだ子どものような作品。6カ月経ってから流産した感じ」と胸の内を語った。

 「俳優として早くリズムを取り戻すことが急務」と自分に言い聞かせるように語る韓石圭は「今は最高の俳優というプレッシャーから脱した」と淡々と語った。

 10作目となる映画『朱紅文字』で3人の女性とそれぞれ違った恋愛をする刑事役で出演する韓石圭は、近ごろ波紋を呼んでいる連続殺人事件について「ショッキングな出来事だ。刑事の立場ではなく、犯人の視点から見た映画に出演してみたい」と語った。

スポーツ朝鮮/キム・ソラ記者 soda@sportschosun.com
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