張東健(チャン・ドンゴン)、ウォン・ビン主演の映画『太極旗を翻して』(日本タイトル『ブラザーフッド』/姜帝圭(カン・ジェギュ)監督)が今月9日、台湾24カ所の映画館で公開されたが、前評判の良さにもかかわらず、プロモーション不足で低調な興行成績を記録している。
このため台湾の張東健ファンが映画ヒットのために立ち上がった。
9日に公開された『太極旗を翻して』は公開初週末の興行収入が300万台湾ドル(観客動員13000人)に過ぎなかった。
本来4月30日に公開が予定されていた『太極旗を翻して』は、張東健とウォン・ビンの台湾訪問スケジュールに合わせるために公開を延期し、超大作が立て続けに上映される夏休みシーズンに突入する7月になって公開されることになった。
しかし結局、二人の台湾訪問は実現せずにファンを失望させ、すべてを二人の台湾訪問に託していたプロモーション計画が頓挫して興行成績が伸び悩んでいるというのが配給会社側の説明。
このため台湾の張東健ファンクラブは「素晴らしい興行成績を収めて東健を喜ばそう」と意気投合、口コミで『太極旗を翻して』の宣伝に乗り出した。
これらファンが作った『太極旗を翻して』の応援ページ(myweb.hinet.net/home11/smc66/index.htm)には、「歓迎、感謝、張東健!」などのページの他、「多忙で来台が実現できなかった東健を理解しよう」「映画をヒットさせよう」など激励の書き込みが多数寄せられている。