現在対立中のDJ DOCとBaby V.O.Xの両グループが、来月同時期にコンサートの開催を予定しており注目を集めている。
DJ DOCメンバーのイ・ハヌルがギャングスタラップの一時代を築き上げた伝説的ラッパー「2PAC」の曲をサンプリング使用したBaby V.O.Xに対してネット上を通じて批判したことから始まった対立は、ついには法廷にまで及ぶ勢いを見せている。
しかし、こうした対立にもかかわらず、両グループは本業であるアーティストとしてステージに立つ準備に励んでいる。
「歌謡界の悪童」と呼ばれるDJ DOCが先ず7月2~3日、ソウル市内のオリンピック公園オリンピックホールで『スーパーマーケット』というタイトルで公演を行う。この公演は4年ぶりとなる6thアルバムのリリースを記念して全国5都市を回って行われるライブツアーだ。
イ・ヒョンド、キム・ヒョンソク、ユン・イルサン、PSYなどの著名作曲家が大挙参加したこのアルバムには、ヒット曲『Run To You』を連想させるリードトラック『One Night』をはじめ、夏らしい陽気なダンスミュージックが多数収録されている。
DJ DOCに続いてBaby V.O.Xも来月17日、光州(クァンジュ)ヨムジュ体育館で『赤い土曜日』というタイトルで単独コンサートを開く。
韓流ブームを先導するBaby V.O.Xは、中国などでの海外公演に比べて国内での公演はそれほど多くない。
今回の公演は「2PAC」の曲をサンプリングして問題となっている『Xcstasy』をはじめ『Ridewest』など、7thアルバムに収録された曲を中心に披露する。