韓国映画とドラマが日本でブームを巻き起こしている。
張東健(チャン・ドンゴン)、ウォン・ビン主演の映画『太極旗を翻して』(日本タイトル『ブラザーフッド』)は、日本で1000億ウォンの大ヒットを予告している。
投資配給会社のショーボックスは28日、「日本での公開3日前、約8700枚の前売りチケットなどを通じてシミュレーションを行った結果、300万人の観客が動員されることが分かった。シュミレーション通りなら、400億ウォン(1人当り1万3000ウォン)の入場料収入と共にビデオ、版権収入600億ウォンを合計した場合、日本での総収入額は1000億ウォンに達すると予想される」と明らかにした。
これは1300万人の観客動員を記録し、1000億ウォンの興行収入を記録した韓国とほぼ同額になる。
175万ドル(約20億ウォン)の前金はもちろん、損益分岐点(BP)を超える収入に対しては等分する条件で『太極旗を翻して』が日本の「UIP」側に販売され、マーケティング費用の70億ウォンも除いた310億ウォンの収入のうち155億ウォンの観客収入を追加として得ることになる。
ここに600億ウォンのビデオ、DVDの売上のうち約200億ウォンの追加収入が予想されており、日本でのロイヤルティー収入の総額は400億ウォン以上に達すると見込まれている。
今月26日、日本全国320カ所の映画館で公開された『太極旗を翻して』は、ハリウッドの大作『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』に続き、チケット前売り順位で2位にランクするなど、高い人気を集めている。
一方、ドラマ『私たちが本当に愛しただろうか』が7月3日午後10時から、日本の「BS-i」を通じて『愛の群像』というタイトルで放映され、第2のヨン様ブームが訪れる見込みだ。このドラマでペ・ヨンジュンはキム・ヘス(シニョン)と恋に落ちるが、最終的に脳腫瘍でこの世を去る悲運の主人公ジェホを演じている。
ペ・ヨンジュンが死を迎えるという設定そのものが日本の女性ファンから高い関心を集めており、初恋の淡い思い出を描いた『冬の恋歌』(日本タイトル『冬のソナタ』)とは違い、『愛の群像』は人生を懸命に生き抜く人々に本当の愛とは何かを伝える作品性が高い評価を受けており、大きな反響を呼ぶ見込みだ。
『スポーツ朝鮮/キム・ホヨン記者 allstar@sportschosun.com 』
『スポーツ朝鮮/キム・テグン記者 amicus@sportschosun.com 』