ヨン様ブームはとどまるところを知らない。
日本の週刊誌『AERA』がペ・ヨンジュンにスポットを当てた臨時増刊号を出版した。
『AERA』は臨時増刊の7月1日号を出版、65ページあるこの一冊にはペ・ヨンジュンや韓国の情報で満載だ。タイトルは『ペ・ヨンジュンで知る韓国』で表紙にはペ・ヨンジュンの写真と共に太極旗が写っている。
『AERA』は朝日新聞が発行する週刊誌で、芸能週刊誌でないニュース週刊誌が臨時増刊号まで発行してペ・ヨンジュンを特集したのは破格の扱いと言える。
同誌はNHK総合テレビで放送中の毎週視聴率を塗り替えている『冬の恋歌』(日本タイトル『冬のソナタ』)の主人公ペ・ヨンジュンと韓流ブームをジャンル別に紹介しており、韓国全般に関する記事を掲載している。
まず12ページを割愛してペ・ヨンジュンのインタビューと写真を掲載し、『冬の恋歌』のロケ地となったソウルと春川(チュンチョン)を地図と共に紹介している。また『冬の恋歌』の全20話を写真と共に分析し、ペ・ヨンジュンと共演して脚光を浴びている女優、崔志宇(チェ・ジウ)のインタビュー記事も掲載した。
同誌はまた、日本での公開を控えている映画『太極旗を翻して』(日本タイトル『ブラザーフッド』)で兄弟役を演じた張東健(チャン・ドンゴン)とウォン・ビンをはじめ、李炳憲(イ・ビョンホン)、薜景求(ソル・ギョング)、クォン・サンウ、劉智泰(ユ・ジテ)、車太鉉(チャ・テヒョン)、チョン・ウソン、池珍煕(チ・ジニ)、チソンなどの韓国人俳優にも注目した。
「日本上陸Kポップ」というコーナーでは、日本でも知られている紫雨林、神話、シン・スンフンといった韓国人アーティストを紹介した。その他にもソウル2泊3日の観光コース、韓国人男性と結婚した日本人女性の体験期なども紹介している。
『AERA』は今回の臨時増刊号で芸能界のみならず、韓国の文化や歴史、ハングルの魅力まで幅広く扱い、韓日新時代をテーマにしたコラムではペ・ヨンジュンは単純な芸能人ではなく、韓国を代表する文化的象徴であると強調している点が興味深い。
『スポーツ朝鮮/東京=ミン・チャンギ特派員 huelva@sportschosun.com』