「必ず志願入隊します」
イケメン俳優のウォン・ビンが軍隊への入隊を明らかにした。映画『太極旗を翻して』(日本タイトル『ブラザーフッド』)の日本公開を控えて日本を訪問中のウォン・ビンは17日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開かれたメディア向け試写会に先立って現地メディアを対象に記者会見を開いた。この席でウォン・ビンは映画で軍人を演じたことについて「来年の初め頃、軍隊に志願入隊する」と明らかにした。
ウォン・ビンは「この映画に出演しながら軍隊で訓練を受けているようだった。俳優としてこれからという時期に入隊をするのは負担だが、国の義務なので必ず行く」と語った。
ウォン・ビンは今年1月にも「一度も軍隊に行かないとは言ったことがないにも関わらず、やたらと取り上げられるのは困る。軍隊には必ず行く」と兵役逃れに対する疑惑を一蹴した。
現在撮影中の『うちの兄』が今年の秋夕(チュソク/旧盆)に公開され、在学中の龍仁(ヨンイン)大学演劇映画学部大学院を卒業後、すべての活動を終えてから入隊する見込みだ。
一方、17日に行われた試写会には約5000人のファンが殺到して韓流ブームの威力を見せ付けた。この日の試写会にはウォン・ビン、張東健(チャン・ドンゴン)、イ・ウンジュ、孔炯軫(コン・ヒョンジン)といった出演陣の他、歌手のBoAや横浜F・マリノスの安貞桓(アン・ジョンファン)と妻の李恵園(イ・ヘウォン)さんも出席した。
特に日本版のエンディング曲『We』を歌ったBoAは「映画の兄弟愛や家族愛に感動して大泣きした」と絶賛した。日本メディアは連日ウォン・ビンや張東健といった「韓国四天王」について報じており、張東健は『週刊朝日』25日号の表紙を飾った。
『太極旗を翻して』は日本全国300カ所の映画館で25日に公開される予定で、韓国史上最高の観客動員を記録した映画が日本でどの程度ヒットするかに多くの関心が集まっている。
『スポーツ朝鮮/ナム・ジョンソク記者 bluesky@sportschosun.com 』