俳優の張東健(チャン・ドンゴン/32)が自分を治療した医師を暴雨の中に追い出したという誤解を受けた。
15日付けの中国紙によれば、映画『THE PROMISE-無極-』の撮影現場で高山病に苦しんでいる張東健の担当医師が移動車両の中で雨を避けようとしたが追い出されたというもの。
同紙は「今月12日に中国雲南省にある海抜3000メートルの高地で撮影した張東健が高山病で呼吸困難に陥ると、制作陣が急いで随行していた医師を呼び、二人の医師が酸素呼吸器などで応急処置をした。その後、張東健の状態が落ち着いたため、二人の医師はしばらく雨を避けようと車内に入ろうとしたが、関係者以外という理由で追い出された」と伝えた。
これについて張東健側は「その二人の医師は制作陣と同じ立場で撮影現場に常駐している。そういったことはあり得ない」とし、「関係者以外の立ち入りを厳しく制限しているため、二人の医師がたまたま誤解を受けたようだ」と説明した。
また、張東健が撮影当初は高山病に苦しんだが、3日ほど経ってから高山病は解決したという。
3月から中国の北京、上海、チベット自治区などで350億ウォンが投じられたチェン・カイコー監督の超大作『THE PROMISE-無極-』の撮影に参加している張東健は、この映画で王妃と恋に落ちる奴隷役を演じている。