草なぎ剛が日本ドラマで在日韓国人役に挑戦

 チョナン・カンこと草なぎ剛が、日本のドラマで在日韓国人役を演じる。

 日本で韓国通の芸能人として知られる草なぎが、11月にフジテレビで放送されるスペシャルドラマ『海峡を渡るバイオリン』であらゆる逆境を克服して世界的なバイオリン製作者となった在日韓国人役を演じると、日本のサンケイスポーツが伝えた。

 このドラマは実在する在日韓国人の陳昌鉉(チン・チャンヒョン)さん(74)を描いたノンフィクション。陳昌鉉さんは現在、世界に5人しかいないという「無監査マスターメーカー」として認められているバイオリン製作の巨匠で、最近出版された自叙伝『海峡を渡るバイオリン』を通じて日本社会での差別を克服して独学で夢をつかんだ人生を振り返り話題となった。

 韓国でもチョナン・カンとして歌手デビューした草なぎは、日本の人気グループ「SMAP」のメンバーでもあり、今年初めに行われた日本の好きな男性芸能人を問うアンケート調査で3位に選ばれるなど、高い人気を誇っている。

スポーツ朝鮮/ソン・ウォンソプ記者 five@sportschosun.com
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