『シルミド』が日本のボックスオフィス4位に初登場

【まるごと情報館】隠された歴史に迫る映画『実尾島』

 5日に日本全国250カ所の映画館で公開された康祐碩(カン・ウソク)監督の映画『実尾島』(日本タイトル『シルミド/SILMIDO』)が、公開第1週目のボックスオフィスで4位を記録した。

 日本の映画専門サイト「eiga.com(エイガ・ドット・コム)」(www.eiga.com)によれば、『実尾島』は日本映画『世界の中心で、愛をさけぶ』、ハリウッド映画『デイ・アフター・トゥモロー』『トロイ』に続くボックスオフィス4位にチャートインした。

 これは同日に公開された『21グラム』や先月から上映されている『ビッグ・フィッシュ』『クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち』を上回る成績だ。

 シネマサービス・マーケティングチームのイ・ジェジン代理は「ハリウッドの大作を好む傾向の日本で上映館数も2倍以上の差があることを考えれば一先ずは善戦したと言える」と話した。

 同氏は「公開前後の試写会と上映館での反応が好評なため、今後の興行は悲観していない」と語った。

 『実尾島』の250という上映館数は、日本映画と比べれば規模的には多いが、
ハリウッド映画と比べた場合には中間程度になる。同日に公開された『デイ・アフター・トゥモロー』は、全国600カ所の映画館で上映されている。

 『キネマ旬報』など日本の映画雑誌に韓国関連の情報を伝える土田真樹氏は「ハリウッド映画が非常に強く、日本映画の『世界の中心で、愛をさけぶ』も好調なため、比較的善戦したと言える」と語り、「『シュレック2』や『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の公開が今月中に控えており前途は多難」と説明した。

 一方、今回のボックスオフィスには『実尾島』と共に『スキャンダル/朝鮮男女相悦之詞』(日本タイトル『スキャンダル』)もトップ10入りした。先月22日の公開以降、2週連続して8位をキープした『スキャンダル』は、公開3週目にして2ランクダウンした10位にランクした。

 「eiga.com」が発表した週末のボックスオフィスは、週末2日(5~6日)を基準にしたもので、興行通信社の資料を引用している。

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