韓国語の曲が日本ドラマの主題曲に使われる。
日本のサンケイスポーツは7日、「来月5日から放送されるフジテレビのドラマ『東京湾景』の主題歌と挿入歌に“自転車乗った風景”と“天気予報”(Weather Forecast)の曲が起用される」と伝えた。
同紙は「韓流がついに、ドラマの中のドラマといわれる“月9”に上陸する」としながら、同局の編成局次長が「約200曲の韓国ソングを聴き込み、両グループを決定した」とプロフィールを交えながら大きく伝えた。
映画『クラシック』(日本タイトル『ラブストーリー』)の挿入歌『君に僕は 僕に君は』で一躍有名になった3人組「自転車乗った風景」の『また他の愛が訪れても』『僕は忘れない』、天気予報の『君さえいれば』がドラマの主題歌、挿入歌として日本のお茶の間に流れる。またピアニストのイ・ルマがBGMを作曲する。
日本のメディアが今回の起用を大きく扱ったのは、『東京湾景』がフジテレビの“月9”であるため。フジテレビは月曜午後9時からのドラマを自社の看板にしてきた。
ヒロインの仲間由紀恵は、ドラマ『ごくせん』で極道の跡取り娘で男子高の教師、山口久美子役を演じた日本の人気女優で、『東京湾景』では在日韓国人3世の女性を演じて韓服姿も披露する予定だ。
韓国の楽曲が日本のドラマ主題歌に使われるのは今回が初めてで、フジテレビは「最近、ドラマ『冬の恋歌』(日本タイトル『冬のソナタ』)が日本でブームを巻き起こしていることから、音楽の分野にも“韓流”が浸透するはず」と起用の背景を説明した。