日本経団連の奥田トヨタ会長「私も冬ソナファン」

 日本経団連の奥田碩トヨタ自動車会長(71)が、ヨン様ことペ・ヨンジュンが主演した『冬の恋歌』(日本タイトル『冬のソナタ』)の烈烈なファンだと朝日新聞が発行する週刊誌『AERA』最新号(31日)が伝えた。

 同誌はトヨタ自動車の広報室関係者の言葉を引用して「会長が昨年から社内での会議や経団連の懇話会などで『冬ソナ』をよく話題に挙げている」と伝えた。奥田会長は昨年3月から再放送された同ドラマをすべて見たと「う。

 奥田会長は以前から韓国映画のファンで、昨年4月に大邱(テグ)で開かれた韓日経済人会議の基調講演でも「個人的な話で申し訳ないが、最近は韓国映画に接する機会が増えた。『シュリ』と『友へ/チング』が良かった」と語ったという。

 奥田会長は5月21日には経団連会館で『実尾島』(日本タイトル『シルミド/SILMIDO』)の試写会を開くよう直接指示し、本人もすでに観覧したという。

 冬ソナブームは日本で今でも続いており、今月22日午後10時に訪朝を終えて帰国した小泉純一郎首相と拉致被害者家族5人のニュースを放送したNHKには、問い合わせの電話が殺到したと中央(チュンアン)日報が31日に伝えた。

 それも拉致問題についての問い合わせではなく、「冬ソナを放送してほしい」という視聴者からの電話だった。問い合わせや抗議の電話は深夜までに3000件が寄せられたという。

 報道特別番組のため、この日の午後11時10分から放送が予定されていた『冬のソナタ』の放送を休止するというスーパーが10時頃に出ると、視聴者からの抗議の電話が殺到した。NHKの関係者は「何時になってもいいから放送してほしいという視聴者からの抗議の声を聞いて、再度このドラマのパワーを感じた。プロ野球の伝統の一戦、巨人-阪神の中継を途中で中断した時もこれ程ではなかった」と説明した。

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