韓流スターの安在旭が江原道の広報大使に

 俳優の安在旭(アン・ジェウク)が「2004江原(カンウォン)訪問の年」の広報大使に任命された。

 安在旭は最近江原道の招きを受けて、南怡(ナミ)島と江原大学で「自然がそのまま生き呼吸する江原道」をテーマにCM撮影し、午後4時からは江原道のキム・ジンソン知事から委嘱状を手渡された。

 キム知事は「日本や中国、東南アジアで人気の韓国ブームの中心にいる安在旭さんをモデルにドラマ『冬の恋歌』(日本タイトル『冬のソナタ』)の撮影地となった南怡島と江原大学でCMを撮影、テレビや新聞などのメディアを通じて国内外に広くPRしていきたい」と明らかにした。

 安在旭は「重責を引き受けて肩の荷が重いが、江原道をPRするために全力を尽くしたい」とコメントした。江原道が人気芸能人を起用してCM撮影をするのは今回が初めて。

 江原道は1999年に開催された束草(ソクチョ)国際エキスポの際にも芸能人を起用したCM撮影を行ったことがあるが、江原道出身のタレントや人気歌手たちの自発的な出演によるものだった。

 江原道は安在旭の所属事務所と5000万ウォン程度で出演契約を結んだといわれている。

 江原道は安在旭の人気に乗って特に中国人観光客の江原道を訪れる数が年内に100万人を突破すると期待している。江原道を訪れた中国人観光客は2002年には64万人、2003年には72万人と増加傾向を見せている。

金昌祐(キム・チャヌ)記者 cwkim@chosun.com
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