映画『太極旗を翻して』 が9月に全米公開へ


 『太極旗を翻して』(日本タイトル『ブラザーフッド』)が、いよいよ米国でも公開されることになった。

 映画『太極旗を翻して』が米コロンビア・ピクチャーズを通じて9月に全米60カ所の映画館で公開される。

 カンヌ・マーケットで『太極旗を翻して』の米国での配給権交渉を行っていたショーボックスは『シュリ』で姜帝圭 (カン・ジェギュ)と契約を交わしたコロンビア・ピクチャーズと米国公開に関する契約をした。詳しい条件は公開することができないが、米国ナ公開される韓国映画としては最高の待遇を受けた」と明らかにした。

 今年2月初めに国内で公開された『太極旗を翻して』はまた、韓国公開後に最短の期間で全米公開されることになった韓国映画として名を残すことになった。

 今回のカンヌ・マーケットで『太極旗を翻して』は、今年2月に行われたAFMに続いて販売に加速をつけている。

 英国、ドイツをはじめ韓国映画をほとんど公開したことのないハンガリーやユーゴスラビアといったヨーロッパ諸国にも韓国映画史上最高の価格で販売することに成功した。

 姜帝圭フィルム側は「『太極旗を翻して』に対するヨーロッパ諸国の関心は、ハリウッドの超大作を凌ぐ勢い」と自信をのぞかせた。

 『太極旗を翻して』は6月末に日本全国320カ所の映画館で同時公開される予定で、姜帝圭フィルム側は「日本でのヒットの可能性は期待以上。韓国で記録した1100万人の観客動員を塗り替える」と意気込んでいる。

 『太極旗を翻して』は7~8月に台湾やシンガポールなどの東南アジアで公開され、9月には米国でのヒットを狙う構えだ。

スポーツ朝鮮/カンヌ=キム・ソラ記者 soda@sportschosun.com
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース