女優のハ・ジウォンが失明の危機に陥った。
ハ・ジウォンは1日夕方、ソウル市・江南(カンナム)のS病院応急室で左目の眼科治療を受けて帰宅したが、2日深夜1時30分頃から状態が悪化し、再び病院に運ばれて処置を受けた。
担当医は「左目の瞳孔部分が傷ついているうえに腫れており、非常に深刻な状態。現在のところは病名も分からず非常に難解を極める。精密検査の結果が出次第、病名が明らかになるだろう」と説明した。
ハ・ジウォンは「先月30日に大邱(テグ)で『神父授業』のロケを行って帰宅した後に左目が腫れ始めた。目が真っ赤に充血して異常な痛みを感じた」と苦痛な表情で病状を語った。
ハ・ジウォンの突然のトラブルによって2日、大邱で行われる予定だった映画『神父授業』の撮影は延期され、撮影再開も目途が立っていない。致命的な病気ではないとしても目の腫れが引かない限りは表情演技や顔のクローズアップができないためだ。
ハ・ジウォンとクォン・サンウが共演する『神父授業』は8月6日の公開を目標に先月初めクランクインし、現在約30%の撮影が行われた状態。しかし、ハ・ジウォンの回復が遅れた場合は公開延期も余儀なくされ、最悪の場合は撮影中断や公開そのものが中止となる重大な危機に瀕した。
『スポーツ朝鮮/キム・ホヨン記者 allstar@sportschosun.com 』