国民的俳優の安聖基(アン・ソンギ)と宋康昊(ソン・ガンホ)が互いを称え合った。
二人は4月30日に公開された映画『阿羅漢-掌風大作戦』(リュ・スンワン監督、良い映画制作)と5月5日に公開される『孝子洞理髪師』(イム・チャンサン監督、チョンオラム制作)で宿命の対決をすることになった。
しかし、安聖基は28日夕方、ソウル市・江南(カンナム)区・三成(サムソン)洞のメガボックスで行われた映画『孝子洞理髪師』のVIP試写会に参加し、「主演の宋康昊さんの演技に感嘆した。今回の映画出演で彼の演技が達人の域に達したことを確認した」と賛辞を惜しまなかった。
理髪師を演じた宋康昊の妻役で出演した文素利(ムン・ソリ)に対しても「慶尚(キョンサン)道方言など、自然で情感のある演技が印象的だった」と高く評価した安聖基は「父親の息子に対する愛情や母親の温かさが深い感動を与え、60~70年代の暗い過去に対する奇抜な風刺が笑いを誘う」と大ヒットを予想した。
宋康昊は安聖基のこうした言葉に「大先輩のお褒めの言葉に大変恐縮している。先輩のような立派な俳優になるよう今以上に精進する」とコメントした。
宋康昊はまた「『阿羅漢-掌風大作戦』は想像を絶する都市武侠映画で『実尾島』(日本タイトル『シルミド/SILMIDO』)に続いて安さんのカリスマを十分に堪能できる作品」としながら、「公開と同時にこれだけの観客が押し寄せているのは作品性と興行性を兼ね備えているから」と絶賛した。
『スポーツ朝鮮/キム・ホヨン記者 allstar@sportschosun.com 』