女優の金恵子(キム・ヘジャ/63)と歌手のチャン・ナラ(23)が龍川(リョンチョン/竜川)の同胞のために立ち上がった。
金恵子は28日、「北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の龍川駅爆発事故による被害児童と恵まれない子どもたちのために使ってほしい」と自身が出版した本の初版印税分の全額6200万ウォンを本人が親善大使を務める国際救護団体「ワールドビジョン」(パク・チョンサム会長)に寄付した。
金恵子は「98年に北朝鮮を訪問した際に会った子どもたちの姿がまだ目に焼きついている。最近メディアを通じて龍川駅爆発事故で傷ついた子どもたちの姿を見て心がとても痛んだ」と、一日も早く自分の気持ちが子どもたちに伝わって少しでも役に立ちたいと望んだ。
ワールドビジョンは寄付金として受け取った印税の半分を龍川駅爆発事故で被害に遭った児童のための生活必需品支援に当てる。
一方、チャン・ナラは「龍川駅爆発事故チャリティーコンサート」の開催と龍川に粉ミルクを送る活動を推進している。
チャン・ナラの関係者は29日、「龍川の子どもたちを支援するためにチャン・ナラに賛同する歌手らと共に合同のチャリティーコンサートを行う予定。ソン・シギョン、玉珠鉉(オク・チュヒョン)、パク・ヒョシン、イ・ギチャンなど、普段から親しい歌手仲間にまず出演を要請する」と明らかにした。
関係者はまた「チャン・ナラが今回の事故の知らせを聞いて誰よりも悲しんでいた。一人の力よりも皆で力を合わせて支援したいと考え、今回の提案をした」と説明した。
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